ヘッドハンターに興味があるビジネス人のあなたへ
メールを頂いておりながらご返事が遅くなり、失礼しました。珍しく風邪をひいてしまいました。旅行前なのに困ったものです。
僕は以前、仲間と一緒に仕事ができることの重要性を述べましたが、海外ではこのあたりの感覚がかなり一般化していると思います。仲間の一番小さな単位が家族であって、ファミリービジネスが海外には多いことを見ても、よくそれがわかりますね。昔の大学のクラスメイトが、同じ企業の幹部に固まって存在しているなどというケースも、米国にではよくある話です。
一方、友達とビジネスをしてはいけないという考え方もあります。これは友人関係に利害関係を持ち込むなという教えです。しかし、これは現代のサラリーマン社会の現実に反しているかもしれません。職場でも友人はできるものです。特に長時間労働に従事しているような職場では、職場の人間関係が、本人たちの人生の多くの時間を占めており、多くの問題解決はこうした同僚に頼るところも大きいでしょう。
しかし誰かが出世すれば、誰かがしないというように、職場では好まなくても競争は存在し、実際、能力の優劣も存在しています。そのため、人間関係に疑心暗鬼になるか、もしくはできるだけそうした力関係の推移に鈍感になるか、また八方美人にしながらどこかで誰かを出し抜くなど、人間社会は複雑さを増していきます。
このように、ビジネスの現場に利害関係でなりたっている人間関係が多いことは疑う余地がありません。人の足の引っ張り合いが多いのがサラリーマン社会であるのですが、僕は実はこうした人間関係の力学がより少ない職場、自立したプロが長期的に活躍できる職場を作っていくことが大切だろうといつも考えています。
仲間で仕事をしていくという発想が、すべてのビジネスに適用できるかはわかりませんが、たとえば僕の世界では十分ありえることです。というのも、やっている仕事は全員同じ、そして助け合わないと、自分が損をする、また誰が出世するしないというのがあまりない、そして個人間の収入格差はお互いに納得がいくスキームになっているからです。質の高いいい仕事をしていれば、長く続ければ続けるほど仕事が楽になっていきます。年を取ることが、決定的に損をするという種類の仕事でもありません。
xxさんが現在経理をやっていることは、将来仲間たちから見るとプラスかもしれ
ません。数字がわかる人がいることは、ビジネスにとって大切だからです。
多分、xxさんが今のうちにやっておいたほうがいいのは、キャッシュフローの管理のしかたや、小さな会社の節税対策が何ができるか、またこれは少し人事・総務に入りますが、労務・社会保険関係の知識などを持っておくことはいいですね。
もしヘッドハンターの実務を身につけたいのならば、xxさんなら半年で大丈夫でしょう。つまり売り上げを上げれるコンサルタントになるには、半年かかるという意味です。
そのあとは、質の高い仕事を心がけてさえいけば、やればやるほど力がつき、後が楽になってきます。つまり、自分の人脈、スキル、精神的な成熟度など、自分の人生のチャレンジとともに、この仕事を長期的に続けていくことができるといいたいのです。このことからもわかるでしょうが、自分の成長のためには、自分が信頼できる仲間に囲まれているほうが、無駄なポリティックスに巻き込まれないでいいのです。
これからもいろいろと情報を交換しましょう。
